「銀行はお客さんを握っている力が強いのでガン保険や医療保険は販売スキルもさほど必要がないので売れるだろうと思います。
死亡保障性の商品についてはどのようになるのか読めないです。
もちろん銀行員の資質が高いのは承知していますが、他にもたくさん商品があるなかでどれくらいトレーニング可能なのか、どれくらい勉強してくれるのか未知数です。
われわれとしては商品の供給だけでなく、当然トレーニング、コーチングをセットにして総合力を買っていただくよう努めてゆく予定です」と、K岡は行政、市場の動きをにらみながら、柔軟に対応するスタンスだ。
すでに解禁になっている年金保険分野ではAIG生保3社の積極姿勢は目立ち、提携金融機関の数は断然トップ。
すでに認可されている個人年金保険は3社合わせて132銀行・金融機関(17年7月現在)と提携している。
先鞭をつけたのは、Aリコジャパンで、当時の金融法人本部長は現在のAIGEジソン生命の神T取締役。
神T取締役は当時を振り返り「前年度ゼロだったのが、M井住友銀行と提携できたのをきっかけに、都市銀行との提携話に勢いがついた」という。
M井住友の代理店ワクは5つで、うちM井生命、S友生命、N本生命など4社は指定席で、残り1つの席を争った。
なにが評価されたかというと外貨建ての年金保険という商品の魅力もさることながら「保険の売り方のトレーニングカを評価していただけたのではないかと思う。
大卒の営業社員を教育するには、レベルの高いトレーニングカが必要だ。
M井住友は17年後の保険戦略を考えている。
他行に比べ、トレーニングの重要性をより理解していたことも成功に繋がった」と分析している。
Aリコでは都市銀行全行を含め別金融機関、Eジソン生命金融機関、Sター生命は金融機関など。
3社は都銀中心のAリコ、地銀中心のEジソン、信用金庫中心のSター生命とうまく棲み分けしている。
銀行窓販の主力は個人年金保険で、今のところ、一時払いの年金保険が多い。
利回りを固定している定額年金と、運用利回りの実績しだいの変額個人年金とがあるが、AIGEジソン生命が得意としているのは、ドル建てなどの外貨建ての定額年金で、為替リスクを分散したい投資層に人気だ。
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